一般社団法人ファミリーアニマル支援協会

17/05/20 up!

ペット信託をするには管理会社が必要?!


ペット信託は、家族の一員である大切なペットを守るための仕組みです。
自分に万が一の事あったときは、あらかじめお願いしておいた「人」や「施設」にペットを託し、あらかじめ信託しておいた飼育費を支払えるようにしておきます。

最近はインターネットで「ペット信託」と検索すると、たくさんの方が解説しているのを目にするようになりました。
ただ、すべての情報が正しいものではありませんし、更新されていない情報も多々あります。

 

TRTM9655_TP_V

ペット信託をするためには、お金を預け入れるところが必要ですが・・

ペット信託契約をするにあたり、
「信託会社や信託銀行にペットのためのお金を預ける。」
「”管理会社”を作りそこにお金を預ける。」

このような解説を少なからず目にします。

結論からお伝えすると、
ペット信託の基本構造を見ていただくと一目瞭然なのですが、「信託会社や信託銀行に預ける」は誤った情報です。

図1

ペット信託契約は、基本、個人間での契約になり、信託会社信託銀行に預け入れする必要はありません。
信頼できるご家族のどなたか、もしくは友人等に「管理者」になってもらい、飼い主さんと管理者の間で契約を結ぶことになります。

よくあるケースは、
お子様(成人)に管理者になってもらうケースや、ご夫婦でペット信託契約を締結するケースです。

お願いできる家族がいない場合は・・・・

もし、お子様がいない、ご夫婦ともに高齢なので他に探したい、兄弟姉妹も自分と同じく高齢なので頼めない・・・そのような場合は
信頼できる友人などの第三者にお願いするケースもあります。
そのような個人がどなたもいらっしゃらないケースで、「管理会社を作り、ペットの為の飼育費を管理する」という方法があります。
管理会社は飼い主さんが代表となり、新規で設立することになります。
管理会社を一つ作り、いろんな飼い主さんの飼育費をそこで管理するということは、信託法上できませんので、飼い主さんごとに会社設立をしなければなりません。

管理会社設立という情報は誤りではありませんが、ペット信託の基本ではありませんので、
ペット信託をするには管理会社を設立しなけれなばらないという認識はもたないようにしなければなりません。